|
|
いよいよ開幕ですね。
私の友人「外道無量院」氏の予想「全日本インカレ展望」では、総合の本命は関西学院、対抗は関西大と立命館です。
http://yachting.blog25.fc2.com/blog-entry-189.html
昨夜ホアヒンからの国際IP通話では、今年の関西学院は昨年の本命だった早稲田と同じぐらいのガチガチ確率と豪語されました。
私は、そうは思いません。
昨年の早稲田勝利は、単純な競技力だけでなく「インカレ」という競技への戦略的理解と対策の賜物と分析しています。
優勝の実績を基に、今年はさらに進化させた戦い方を関口コーチ(名伯楽です)が指導されていると私は確信しています。
今年の本命大学たちのポテンシャルは高いでしょう、しかし、彼らには優勝した体験は無いのです。
海の上そして、フネの上では、実績すなわち体験からの判断にこそ価値を見出してきたのが、古今東西「船乗りの常識」です。
「捨てレース無し」で、選手には異常な重圧がかかり、何が起こるか分からない全日本インカレ。
昨年の優勝メンバーが体験した、日本一を争う大学対抗チーム戦の重圧と不安を抱えながらの戦い方は、紛れもなく昨年優勝の早稲田が確実にリードしています。
優勝体験のないライバル校選手たちに、52年間の呪縛を解き払った早稲田のスマートさを見せつけることが、相手校に対する礼儀です。
11月3日は早風の命日、早稲田ヨットにとって忘れてはならない特別な日です。
その日再び、牛窓で「都の西北」「紺碧の空」をとどろかせることを期待しています。
蛇足
「勝つと思うな、思えば負けよ」
美空ひばりの歌「柔」の歌詞。
むやみに勝とうと思い込むと相手が見えなくなりますし、自分も固くなって日頃の力が出せません。
虚心坦懐に戦えという意味でしょう。
以下は、嵐山光三郎著「徒然草の知恵」ダイヤモンド社より抜粋
乗馬、木登りに続いて、双六の名人の話もある。
ーー勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり
ー勝とうと思って打ってはいけない。負けまいと思って打つべきだ 〈110段〉
双六の名人が言うには、どの手が早く負けてしまうか考えて、その手を使わずに、たとえ一目でも、遅く負けるだろうと思われる手にしたがうのが良いということだ。
歌謡曲の「勝つと思うな、思えば負けよ」の原典はこの兼好の段から発しているものであり、何事も勝とうと思えば気負ってしまう、気負うから負けるという勝負の機微をついたものである。
兼好は、この双六名人の話を、「身を修め、国を保たむ道もまたしかなり」とまで、ほめている
|
|